『イソフラボンが汗を抑える』初耳でしたが、調べてみると『効果を実感した』という声をチラホラ発見しました。
汗っかき歴=年齢のぼくですが、それは知らなかったです。
本当かな?という疑問が浮かんだので、調べてみることにしました。
結論を言ってしまうと、
『汗を抑える効果は限定的だけど、摂取すること自体は望ましい』と思います。
望ましいと思えた理由、イソフラボンが汗を抑えると言われている理由をまとめましたので、ご覧ください。
【 この記事の目的 】
●イソフラボンと汗の関係を調べる
イソフラボンって、そもそも何?
イソフラボンはマメ科に多く含まれる成分で、日本では昔から大豆食品(豆腐、納豆、きな粉、豆乳~など)で多く摂取されています。
当たり前のように食べていた物で、実はイソフラボンを摂取していたのですね。
そんな身近な食品に含まれるイソフラボンですが、女性ホルモン(エストロゲン)と非常によく似た作用をするとされています。
イソフラボンと女性ホルモン
女性ホルモンは、女性にとっての心身のバランスを保つ重要な役割を持ちます。
髪の毛や肌の健康を保ち、自律神経の安定にも影響しています。
個人差がありますが40代~50代になると減少傾向にあり、年齢による体力の低下などと重なり疲れが目立つようになります。
この際に生活に影響がでるような疲れを含めた(めまい、倦怠感、過度な発汗~など)を総じて更年期障害と言います。
この時、減少した女性ホルモンを補う意味で、非常によく似た作用をするイソフラボンの摂取が望ましいとされているのです。
しかし、医学的には直接的な効果は明確になっておらず、十分な休養と併せての摂取が求められています。
イソフラボンを多く含む大豆食品
『大豆イソフラボン』という言葉を聞いたことがありませんか?日本では昔から大豆食品でイソフラボンは摂取されてきましたが
実際にどの程度含まれているのか代表的な食品で・・・
豆腐 納豆 きな粉 豆乳 17.1〜24.3 65.6〜81.3 211.1〜321.4 7.6〜59.4 mg/100gあたり
引用:内閣府食品安全委員会HP
他にも油揚げ、おから、味噌などが大豆食品ですね。
毎日の食事に豆腐や納豆を取り入れることで、イソフラボンを摂取できます。
忙しい朝には、豆乳をコップ1杯飲んだり、ヨーグルトにきな粉を入れて食べることで簡単に摂取できます。
イソフラボンの効果
イソフラボンの一般的な効果として、血液の循環が良くなり髪や肌をキレイに保ち、各栄養素を無駄なく体に吸収ができるようにサポートしてくれます。
筋力トレーニングの際に『プロテイン』を飲む人もいますが、その中で『ソイプロテイン』という種類は、大豆を元に作られています。
トレーニングを筋肉という結果につなげるために飲まれているのであれば、効率を上げる効果があると、全国のマッチョさん達が証明してくれているのではないでしょうか。
筋力がつけば基礎代謝(日常生活で消費するカロリー)が上がるので、ダイエット効果にも期待できます。
イソフラボンは栄養の吸収をサポートしてくれるので、日々の食事に摂り入れることは、健康のためにも望ましいと言えます。
イソフラボンで汗を抑えられるのか?
イソフラボンの摂取で汗を抑えられると言えるのは、更年期障害の中でもホットフラッシュと言われ、火照りや発汗が見られる方ですね。
イソフラボンで女性ホルモンを補うことで発汗が緩和される見込みがあります。
しかし、男性や女性ホルモンが安定してる方はどうでしょう?
汗を抑えるために摂取する意味は残念ながら無いでしょう。
『完全に無駄か?』と言えばそうではなく、イソフラボン=大豆食品という健康的な食事を摂ることで汗をかいた後の体調に関係します。
偏った食生活や運動不足、あまり汗をかかない生活をしていると、いざ汗をかいた時にダルさに苦しむことになります。
大豆食品を含めた健康的な食事を摂ることで、汗をかいた後の倦怠感の予防にはなります。
適度な運動も忘れずに行うことで、効果アップしますね。
まとめ
更年期障害の中でもホットフラッシュ(火照り、発汗)に悩んでいる方には効果が望めますが、それ以外ではイソフラボンを摂取したことにより汗が抑えられるかと言えば難しいようです。
しかし、健康的な食事としてイソフラボンを積極的に摂取することは、汗をかいた後の倦怠感の予防につながるので、効果的だと言えます。
一般的には1日に50mg程度の摂取量が望ましいとされています。
極端に多く摂取することは、他の栄養素とのバランスが崩れる原因になるので控えてください!
健康的な食生活と十分な睡眠で汗をかくことに備えましょう。
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\ 作者 : 上着いらず /